2014年7月14日月曜日

アニメ 極黒のブリュンヒルデ 第13話『守りたいもの』 感想

今更ながら更新する。



ついに放送を終えた、アニメ版極黒のブリュンヒルデ。といってももうだいぶ前だけど。

ほかの方も、大なり小なり触れていることだが、最後の最後でやってしまった感が
あるな~。原作既読の方なら問題なく見れるけど、アニメしか見ていない人には
あれ?どうして??なことがかなりある。大概のことは相当意識して見ていれば
理解できるだろうが、それでもわからない部分はあったと思う。

とはいえ、アニメにはこういうのは多少はあるものなので、今回は少しそういう部分が
多かったということで。原作読んでいるほうがむしろそういうことが気になるのかも。

制作側の意図が視聴者側に常に一致するわけではないし、今回がうまくいかなかった
からといって、いつもそうなるわけではないので、今回のスタッフさんには今後の作品で
がんばってもらえばいいんじゃないかと。

前置きはこのくらいで、まずは前回のあらすじから。

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ついに天文台に現れたヴァルキュリアと九。

そこで1107番の正体が小鳥であることが明らかになる。

ヴァルキュリアの前には為す術なく、寧子をかばった良太は腹部に
致命傷を負い、死を覚悟する。

その時、研究所のレジスタンスであるヘクセンヤクトが現れる。しかし、
一瞬の隙に九たちに逃げられる。

良太はついに絶命するが、初菜の魔法により蘇生するも、ヘクセンヤクトに
銃を突きつけられる。

その口から語られたのは、魔法使いはいずれ怪物となり果てること、そして小鳥が
人類滅亡のスイッチであることが語られる。

自分たちも連れて行くことを条件に九のアジトを突き止め、ヘクセンヤクトの
ヘリに乗り、小鳥の元へ急ぐ。

だが、無情にも滅亡の光が世界を覆い始める。

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では感想の方に行ってみる。例のごとく、ネタバレが含まれるかもなので
ご注意を。といっても、見てない人のほうが少ないとは思うが。






冒頭からいきなりヘクセンヤクトの諦めムードが半端ない。原作でも神に祈ってはいるが
それはイニシャライザーだけだし、ほかの方々は呆然とするなり焦るなりしてる。特に
メガネ神父は意地でも生き残ってやろうという感じだったのだが。やっぱり、メガネさんが
モブ化してしまうとなんかしっくりこないな。

メガネ神父は左腕ではなく右腕が吹っ飛んでたな。なんかもうひとりも負傷したっぽいので
街が消し飛んでないから全体の被害は減ってるのに、ヘクセンヤクトの被害は微増してる。

EDで出てきたヘクセンヤクトのその後にやられた二人はいなかったぽいけど
死んでしまったのだろうか。とりあえず、アニメでは扱いが悪かったとだけ。


そして良太はもはや魔法を使われるまでもなく、気絶。後ろから木の棒でガッ!!っと。
カズミは知らんが、魔法無しの寧子に一撃でやられるなんて、ちょっと弱すぎる気が・・・。

あと、何人か良太のお仕事を奪って、自己処理しちゃってた。特にボタン関連で。
しかし、九を飛び蹴りの仕事は残ってた。3方向からの視点で映してるが、なんか
カッコよくないな。わざわざ九を屈ませてまでだいぶ現実的な高度にしてたけど
良太ならこんなもんだろうよ。これはネタと見ていいのかな?


で、自己処理しちゃた人その1、小鳥。前回、アイン・ソフ・オウルが発動してしまい
止めるには小鳥をイジェクトしないといけないという状況。原作コミックスでは、良太が
イジェクトしていたが、アニメでは本人がイジェクト。

「くだらんな、自己犠牲など愚かな人間のすることだ」
「誰かの為に何かをするのは、おかしなことですか?」
小鳥の言葉に思わず声を詰まらせる。自分も妹を生き返らせようとしているから反応
してしまったわけだよね。さすがシスコン。

アニメの小鳥は、考えていることは一緒だけど、よりまともになったというかアホっぽさが
軽減されてる感じかな。基本はアホなんだけど。ヒロイン感がアップしてたな。
中身は怜那だったか。


自己処理しちゃった人その2、寧子。寧子の覚醒プロセスはコミックス10巻に収録されるので
原作の流れは詳しくは知らないけど、真子にやられて死にそうな寧子を救いたい一心で
失敗を覚悟でハーネストの上のボタンを押す、という感じらしい。アニメ版では、良太が
ボタンを押さなければならない程の命の危機はないから、逆にみんなを助けるために
本人がボタンを押す流れのほうが自然なんだな。

それにしても覚醒した寧子強いな。真子を圧倒するほどの力とはね。クロネコとしての
記憶も戻ったけど、ほんの少しのあいだだけで、良太としては一瞬の夢で終わったのね。


九に関しては、いい感じに狂ってる。これでこそ九という感じだ。目的のためにはなんでもする
というのがよくでてる。所々で人間らしさが垣間見えているような気もするが、最期まで
その人間性を貫いていたと思う。良太がジャンピングキックした時になぜ気づかない
というのはあるが。助走はしてたはずだから分かると思うんだけどな。


原作では首を飛ばされたカズミだが、アニメでは腰で真っ二つに。
「村上の子供が欲しかったんやけどな」
最期に、アニメでは出てこないと思っていたこのセリフがここで登場したか。こういう場面
だから、効果的に雰囲気を醸し出してる。これはもう死んだと思っていたけど・・・。


真子と寧子の最終決戦では、原作の雰囲気とはだいぶ違うようで、なんとなく心が通い合った
ような印象があったような気がする。
「可愛くて馬鹿な、私の妹」
原作でもあるセリフだけど、受けるイメージがまるで違う。原作では分かり合えずに
終わったようだから、こっちのほうが好きかな。

この時のマイクロブラックホールだけど、さりげなく九も吸い込んでるから、真子は一緒に
いられるってことになるのかもしれない。

「あ、夏の大三角」
ラストの寧子のセリフ、原作第二部の流れとは違うようだから、やっぱり二期はないのかな。




部分ごとに見ればよかったけど、突然な展開が多かったのも事実。スピーディーといえば
聞こえがいいけど、かなり端折った部分も多くて理解できないままに終わってしまった人も
いたかもね。佳奈が動けるようになったり、初菜とカズミが普通に生きていたり。なんで?と
なってしまうよね。いろんな方が言っているように、10話でOPが変わってから若干下降気味
だったのが、13話で一気に悪い方向に行ってしまった。だがしかし、脳内補完出来た人は
十分に楽しめたのも事実だと思うので、すべてがわるかったわけではないかな。まあ、
エルフェンリートと比べると見劣りしてしまうな。

極黒読者は増えてくれるのだろうか。





2 件のコメント:

  1. アニメ版は客観的に評価すると、どうしても『原作を知ってると理解できるが、
    そうでない人にとっては厳しい』という結論になってしまうというか。しかも
    『原作が既読でも、コミックスしか読んでない読者にとっては酷い原作レイプに
    みえてしまい、再構築の妙味が伝わらない』という点で、やっぱり厳しいかなぁと。

    連載とコミックスを両方追ってる重症なファンが、視聴者の何%なのかと
    いうことを考えると、やっぱりこれは厳しい評価になってしまうかなぁ。

    個人的には、真子さん&寧子さんの姉妹の絆を維持した点の他に、
    奈波さん大活躍をアレンジとして入れたのは評価すべき点かと。
    低空ライダーキックはネタです、間違いない。見るたびに爆笑するおれがいるw

    あ。ひっそりと、こっちからもリンク張っていいっすか??w

    前に書き込もうとしたことがあったんだが、謎エラーで消えてしまって
    先延ばしにしているうちに、今までコメントしそびれてました、すんません。
    ということで、そんな初カキコ。用心のために、書き込む前に内容をコピペって
    おこうっと(ぉぃ

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  2. コメありがとうございます!
    僕自身、アニメ化部分はコミックスでしか読んでいないので、原作レイプとまで
    はいかないまでも違和感を覚える部分もありましたが、むしろ良いと思える
    ところもあったと思います。九の描写なんかはこちらのほうが好きですね。

    確かに、奈波は今回大活躍でしたね。原作では脳内移住してからは寧子の
    封印解除方法を伝えるために一回出てきただけでしたから。原作でもまた
    登場してくれるといいなと。

    リンクは是非お願いします。今後も連載の方の感想は上げていくつもりなので
    よろしくお願いします!

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